被災した子どもや保護者へのインタビュー調査を書籍化した「3・11被災地子ども白書」を
2011年12月20日に出版いたしました。
(アマゾンの販売ページ)
アスイクは、東日本大震災直後に仙台市で立ち上がった市民団体であり、
教育の危機に対応するためにいち早く活動を開始。
避難所、仮設住宅、借り上げ住宅で生活する子どもの教育支援を継続してきました。
活動を通して見えてきた現実を社会に対して伝えることで、今後数年間にわたって
必要とされる復興活動において、多くの日本人が被災した子どもたちにとって必要な
支援を考えるきっかけをつくること、被災地に対する関心を持続させること、
今後の大震災に備えた教訓的な資料とすることを企図しています。
当白書の中では、被災した子どもたちの学習環境に関する問題点や、様々な支援を無償で
提供されることによる被災者に対する偏見、スティグマ、被災者自身の自尊感情の低下など、
さまざまな個別具体的な問題を、当事者たちの声をベースに記述、解説しています。
出版社は人権問題や貧困研究の書籍に実績のある明石書店(東京都千代田区)です。
また、2012年1月11日(水)には、東京にてシンポジウムを開催します。
子どもの貧困研究の第一人者である国立社会保障・人口問題研究所の阿部彩氏をはじめ、
被災した子どもの支援活動を行ってきた社会起業家を登壇者に迎えて、被災した子どもの
現状とこれから必要となる取り組みについて考える場をつくります。
詳細は、http://newsasuiku.seesaa.net/article/236348813.html
をご参照ください。
<問い合わせ先>
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